Kevin's Data Analytics Blog

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DB Browser for SQLiteにCSVファイルをインポート

DB Browser for SQLiteCSVファイルをインポートする方法を紹介します。
SQLの書き方を勉強・実習するにあたって、一からデータベースを構築するよりも、CSVファイルをデータベースに読み込む方が簡単なのでおススメです。
CSVファイルをインポートするにあたって、日本語のファイルを扱う場合の文字コードと、データの型に注意が必要ですので、備忘録を兼ねて手順をまとめました。

データベースの作成

「新しいデータベース」をクリックして、データベースファイルの保存先を指定します。
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テーブルの作成は「キャンセル」をクリックします。
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CSVファイルのインポート

「ファイル」→「インポート」→「CSVファイルからテーブルへ」をクリックします。
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読み込み対象のCSVファイルを選択します。
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テーブル名には、ファイル名がデフォルトで設定されます。
日本語のデータを含むファイルをインポートする場合、文字化けが発生することがあります。
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エンコードで「Shift_JIS」を選ぶと多くの場合に直ります。
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また、このとき、必要に応じて「先頭行をカラム名に」をチェックします。

データの型変更

データを読み込む時に、ツールが自動でデータの型を判定します。間違えている場合は、手動で直す必要があります。今回の例では、「年俸」のカラムが文字列型と判定されました。
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対象のテーブル名を選択し、「テーブルを変更」をクリックします。
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テーブル定義の編集画面が表示されますので、データの型を修正します。整数型の「INTEGER」を指定します。
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SQL実行

SQL実行」タブを開いて、SQL文を記述します。
年俸のデータ型が正しく指定できていることを確認するために、数値の比較を条件に入れてクエリを実行します。
なお、テーブル名には、CSVファイルのファイル名(インポート時のデフォルト値)を指定します。また、日本語のカラム名を指定する場合は、ダブルクォーテーションで囲む必要があります。

SELECT * FROM npb_players
WHERE "年俸">50000

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正しくSQL実行できました。

まとめ

DB Browser for SQLiteCSVファイルをインポートする方法を紹介しました。
これから、SQLについての勉強・スキルアップをしたい方にとって、本記事が少しでもお役に立てば幸いです。
今回も、実際にPCで操作している様子を動画にまとめました。よければこちらもご確認ください。
youtu.be

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!